ピエロ ガイド
リスト
twitterのリストから諦めるな,空襲⇒禁じられし癒し,無気力の波,苦肉の策
コード:
AAEBAZ8FBNgU+ZMDy80Dj84DDacF3QqKrgK4xwKd7AL8/ALshgOMrQP7uAPKwQOezQP+2wOD3gMA
戦績:30‐16(65%) EUレジェ帯 新拡張~ミニセット後の農夫ナーフ前
採用候補
諦めるな
秘策メイジにしか刺さらないカード カザポにも効くように見えるが、大儀や訓戒で防げるので役割が重複し過ぎている 結局のところ5ターン目以降のAOEであるポイズン,乱闘,ヒステリー,ゼフリス⇒密言恐に対して無力なのが痛い
訓戒,もといコストの上書きの仕様変更によって秘策メイジには更に有利になったのでこのカードを入れる必要はなくなった 元に戻った
苦肉の策
少し怪しいカードではあるが、ここ1年の拡張で諦めるなとおヨヨが採用されたのでランダムの期待値が高まった
数年前まではGVG,ナクスナーマス等の弱小拡張によってワイルドのランダムは弱いという認識だったが、昨今のように強力な拡張が続くのであればその認識を改めなければならない様に思える
無気力の波
秘策メイジと自傷に刺さるが、盤面外から展開される箒と共に巨人が来る動きには対応できないので、あくまで一時的な凌ぎとして使われる 自傷をメタるデッキには刺さらないので入れてもピン刺しか
運び屋の走り
競争心と違って先撃ちができないので恩寵のドローの阻害要因になる 全体バフは大儀と競争心の3枚が適正枚数に感じられるのでこれ以上は必要ない
空襲
2マナと交換するだけで変容にかかるコストが3マナにもなるので不採用 ドローしない2コス以上の呪文はこのデッキには必要ない
ソードオブジャスティス
3コストもかけて1コスの大儀と効果が変わりないのは弱すぎる アタック1では盤面の除去にも使えない
釣り竿
秘策メイジに刺さるアタック3なのはもとより、手にしたマーロックで変容のトリガーを作れる
恩寵
変容先として交換したくないが強力なドローであるので採用
レンズで2コスと交換した時の変容先の確保として、このデッキに必要な3コストの最低枚数は4枚だと私は感じている まともな3コス以上のカードがこれ以外にないので消去法として、このカードを選ばざるを得ない形になっている
このカードを入れないリストの方が多いが、これを入れないとまずレンズが引けないという事態に陥るので対コントロールでの勝率はかなり落ちる 少々リスクではあるが採用は不可欠だろう
マリガン
常にキープ
レジェ武器、レンズ
レンズ
マロパラよりも更にレンズの引きに依存しているので、このカードを引き次第でマリガンが変わる
手札が9枚以下の時に切ること 10枚時にレンズを切ると呪文のコストとは交換せずにピエロだけ引いてしまう仕様になっている
引けていない時
初登校,遭難者も基本キープしない
←初手から展開してくるアグロ、つまりローグとDH相手の先攻時のみこれらはキープ
←先攻時にアダールの手と同時にキープ ただしプリ,ドルのような遅い相手にはキープしない
遅い相手の先攻時に恩寵と0,1コスのセットキープ
←ここでいう遅い相手とはプリ,ウォリ,ウォロ,ドル 対面が3ターン目までにコインを温存するので恩寵からレンズを引ける可能性が高い
引けている時
一見,2マナ以上の呪文をキープする方が交換先の1コス以下の確率を高められて良いように思える だが展開して同時に貼る他のカードを引きに行った方が勝てる事が多い
レジェ武器でのドロー判別においても同じ事が言える レンズが引けている時は以下の2枚を狙いに行く
訓戒
←プリ,ドル,ウォリ戦における訓戒はマストキープ レンズが引けていなくても単体キープしにいく ちなみにアグドルにはまず勝てないので遅いドルだけに絞る メタとして自傷に対するポイズンという回答が多いので遅いドルが多い
←レノロックと分かっている場合のウォロでもキープするかは検討 おヨヨが蘇生,フェルボルトなどで引っかかって、災厄,カザポヤ⇒1マナポーション,冒涜等で除去されることが想定される
←秘策メイジはコスト0に上書きできるカードが多いので訓戒は刺さらない カンスペとを貼るだけで強力
おおヨグ
←ピエロと同時に貼るだけで勝利に見えるが、プリが無気力の波,ドルがマナ加速からのポイズンで回答可能になっている この対面では訓戒,ヨグ,ピエロで確実に勝利をものにできる
←メイジ相手に貼るのは3ターン目 次ターンのレンズを通す為にカンスペをこれで阻止 このカード自体がカンスペチェックにもなるが、できれば軽いスペルでチェックしてからヨグを通す これはマロパラでも使えるテクニックなので覚えておきたい
←DHのマナ消耗,奇パラのおおヨグに対して同様の使い方ができる 訓戒でも可
大儀
←基本的に4×7のクロック28点でほぼ勝てるのでこのカードは必要ない 秘策メイジにもフラッグメイジケアに見えるが、過剰クロックには変わりないので他のカードを狙いに行く
←ウォリ,ドルのような装甲を重ねるデッキにはキープした方がいいように見えるが、まずは訓戒とおヨヨでAOEを阻止するのが優先
←基本的にはカウントを2で止めておく このデッキではレンズの交換に失敗した際に3体しかピエロが出ないので保険をかける
初登校
←メイジのカンスペチェック要員 レンズがハンドになければ智慧の祝福,アダールでバフする確率が高いので初手から切るが、レンズが見えているのならば温存する
←ハイランダー相手にドブネズミケアになるのでキープ マロ武器もケア要因に見えるが、2コスと交換した時の貴重なトリガーカードなので期待できない
マッチアップ
ウォロ
・溶岩の巨人ケアの為に一閃の光では自分ではなく対面を回復する 対面は勝手に自傷するのでこれでリーサルに届かないことはない
・レノロック相手にコーラーにアダールの手を付与することによって自壊を防ぐ
プリ
・ドブかイルシアを握られていると詰みやすいマッチ 展開できても無気力の波やDKで返されるので不利
・心霊絶叫で返されても変容体のまま埋められるので、有利な状態で試合を進められる
・DKケアの為に8ターン目に大儀で展開するではなく競争心で構えるのが理想の形
・ビッグプリだった場合には訓戒が2枚揃っていればレンズを引けなくとも勝つ事がある
ウォリ
・奇数ウォリには勝てないので海賊ウォリだけに絞ってマリガンする 整数のコントロールウォリなら装甲を多くは詰めないので望みはある
余談
Tier表のマロパラの位置付け
レンズのような引きに依存したデッキはプレイングが軽視されている 確かに他のデッキよりも選択肢は狭いデッキではあるが、特定のカードを引く為の構築努力,プレイングの向上を怠っている人が多い
鮮鯛,鯛罪マロパラが上位を記録してもTier3に置かれていたのを見る限り、使用していない,結果を残せないプレイヤーから見るとその強さを認めたくないという意思さえ感じられる
一見,安定感を欠くデッキに対する強さを図るのは難しいのは理解できるが、ここまで結果を残しているのに下に位置付けているのは理解できない
奇数パラの強さはかなり怪しい
Tier表では奇数パラが未だにパラディンの中で最強と言われているが、私の目には大分前にその時代は過ぎている
この拡張でこそ強化されたものの、それまでの数年間でこのデッキよりも結果を残せたパラディンデッキは数多くある もちろん私以外も含め
私はこの1年間、全サーバーを通してそれなりにラダーをやったが、上位100位以内で奇数パラを回しているのはほぼいなかった 配信でもほぼ見ていない
twitterで見ても到達時,そこから数戦した順位しか載せられていないので結果を残せていないと断言していい
おそらく中国のTier表,HSReplayによる影響が大きく,偶奇時代の強力な印象が抜けていないのだろうが、あまりにもラダーの現実と乖離しすぎている
Viciousのような統計上,アグロデッキが強く示されがちなのは仕方ないにせよ、ラダーの上位陣で作ったTier表でも強く位置付けているのは意味が分からない
別にパラディンの中で最強と言われる分には別にいいが、他のTier2の上位まで差し置いて載せているのは違和感でしかない
そもそもTier表なんて有志による無償のボランティアのようなのものだから文句を言うのも筋違いなのかもしれないが、あまりにも現実離れしすぎではないかと思う
とはいえラダー上位のマッチング数の少なく偏ったメタに合わせて作るのも、それはそれでTier表を見るライトな需要層に合っていないという見方もできるので、この件については黙っていた方が良いように思える