エグゾディアパラディン ランク5到達

所々スマホで見ることを想定して書かなかったため、見づらいです。すまん

 ・リストと結果 EUランク8から

 高い勝率を残したものの対戦相手はTier2以下のデッキがほとんどの為、このデッキは決して強い訳ではない。既に耳にしていると思うが、多くのEUサーバー民はエンジョイ勢のため、他鯖より結果が出やすい。魔素が足りなくてゴルゴンゾーラをルーンの卵で代用していたのにも関わらず勝てるレベルなのは困惑ではあるが、記事を公開する機会がここしかないので載せた。

EUの中間層がエンジョイ勢であって上位陣のレベルが決して低い訳ではないので注意

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・概要

 多くのデッキビルダー達が研究し様々なリストが報告されるも、戦績の伴っていない闇が深いデッキ。本来、エグゾディアデッキというアーキタイプこそコントロールデッキに対するメタという位置づけであるにも関わらず、ドブネズミかガイストのいずれかでほぼ死が確定する大きな問題を抱えている。

 そして今やエグゾディアデッキ、もといOTKデッキの覇権はドルイドに委ねられているのが現状である。パラディンよりもドロー能力が高く、ウォリアーよりも装甲を溜め、遅延性能もメイジと並ぶ程のカードを配られているこのクラスは本当に狂っている。もはやこのクラスと同じ土俵のデッキで勝とうということが間違っているかもしれないが、ファンデッカーとしては簡単には諦めたくない思いもある。

 今回もしょうもない結果しか出せなかったものの、現時点での総まとめという形で報告しようと思う。どんなデッキか知りたい、でも無駄に魔素も時間も使いたくないという人はぜひ読んで頂ければと思う。

 

・採用の是非

 皇帝型 (リストは省略)

 ・強盗ログ

  スペアパーツのあるワイルドであれば強盗ログの必要性が低いように思われるが決してそうではない。コインを手にするということは、皇帝を出すときにハンドに抱えてなかればならないコンボパーツの枚数を減らすことができるからだ。大抵、皇帝を出すときに都合よくハンドに全てが揃っていることはない。ワイルドにおいても皇帝を用いずに強盗ログ2体のみで結果を出しているリストもある為、コインの入手というのは決して軽視できない要素である。

 ・6マナゴリラ、トッシュリー

   環境が遅いレノプリ時代に採用されていた。今では遅いので全く使われない。

 

司令官型 

 ・コーチ&ピクシー(司令官2枚抜いてこれら2枚を入れる派生した型)

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2体回収and前ターンにコーチでヒロパを準備  からの

0コスヒロパandハンドの2体→ピクシー→再度ヒロパ という流れ

 メリット   コストが3のため動員からパーツが出てくる事故がなくなる。

 デメリット  2回目の回収のターン後にコーチを出さなければいけない。

 どういうことかというと、回収に要するマナコストがヒロパ:2+パンダ:4の6マナ、残りの4マナで聖別or火遊び平等という動きが取れないのである。相手は残り1, 2ターンで勝負を決めるための最大火力をおいた盤面に対し、悠長に盤面に影響を及ぼさないターンで返してしまうのはあまりにも隙が大きい。司令官型であれば動員から司令官が出てくるリスクは抱えるものの、コーチの下準備は必要ない。現状では動員からの事故のリスクが小さいと判断して司令官の方が良いと考えているが、選択肢の一つとしてピクシー型も存在することはは頭の片隅に置いておきたい。

 ・2コスパンダ

 動員から出てくるのがネック。パンダ4枚構成にして動員から出た司令官を回収しにいくという方法もあるが、それよりもドローや回復に枠を割かなければアグロに歯が立たないと思う。

追記

 ドローソースを手にしたため、動員を抜いたクリスタル学を採用した型に入る可能性が出てきた。

 ・ヒーメット

 

 共通

 ・エサゾンビor(and)調剤師

  環境の体力2への対応を考慮すると場持ちの良いエサゾンビ、自身への回復ができる調剤師と、優位をつける時に甲乙つけがたいカード。三下集合を採用するデッキでは両方採用が安定か。

 ・ルーンの卵

  賛否分かれるカードではあるものの、三下集合の数合わせとして優秀なカードになる。ボードに影響するのが何もないというのが残念なのでピン刺しか。

 ・ドブネズミ

  ドルイドと奇数組、ミルローグに刺さる。1コスに枠を割いてドロー特化にするかこのようなテックカードを入れるかどうかは環境次第ではあるものの、パラディンでは動員と相性がいいことも踏まえ基本的には入れておきたい。

  ・蜘蛛

  現環境の対アグロにおいて強いカード。場持ちが良いので平等やタリムと共に使いたい。

 ・ミニロボ

  終末を採用したデッキに入れたくないカード。何がしたい動員なのかはっきりさせたい時に終末とミニロボは正反対の役割なので、たとえ優秀なカードと言えど採用はしたくない。

 ・サルノス

  聖別が3点になるのは思いのほか強い。クレクレ君ピン抜きして採用してみてもいいかもしれない。一方でシャーマンのトークンに対してアタック1というトレード性能が残念になることも。

 ・終末預言者

  最近まで入れるのが当然と思っていたが、決してそうではない。動員から終末と火遊びを並べて出てくる動きに疑問を持っている人も少なくないのではないだろうか。コントロール環境だと必要ないのは間違いない。

 ・三下集合

  1コス6枚前後ならピン刺し、10枚前後なら2積みというのが経験上のベストなバランス。(このデッキだと8枚なので2枚目の三下は腐ることもままあるが、このカードを序盤で引ける確率を上げることに実は大きな価値がある。というのも、三下を打たずに動員を切ってしまうと司令官を素引きできずに盤面に2体出てしまう、終末が盤面に出ないという事故のリスクが高まってしまうからだ。たとえ2枚目が腐っても、このカードは入れる価値が高いと思われる。)

→と書いたものの、結局ピン刺しが安定でした。

 ・タリム

  ルーンの卵を採用しているのならば自壊の手段が増えるので選択肢に挙がるカード。サイレンスされた終末も攻撃可能に。

 

 ・シクレ型という派生も

 皇帝、司令官型に問わずさらにその下にシクレ型という亜種も存在する。一見、ガイストに弱くなるように見えるが、司令官型であれば相手が圧縮してくれるという考えもできるので一概に弱点とはならない。

 

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・メモ   随時更新

 エグゾディアパラディンはドブガイストフェラ、ミル、挙動の勘違い等の様々な要因で敗北を喫するので注意点は多い。

 ・1コス呪文とコインによる逆算【皇帝型】

  まずデッキに何枚のコンボパーツがあるか把握する。6枚以上あるのならばともかく、4枚しか入っていないのであれば知恵の祝福等は簡単に切ってはいけない。

  後攻でコインを所持しているのであれば皇帝で減らすスペアパーツは1枚減り、2コスの平等もコンボパーツの仲間入りを果たす。この辺りの説明は使用者にしか伝わりにくいのはすまないと思うが非常に大事なことなので頭の片隅に入れておいてほしい。

 ・スペアパーツのテクニック集

  スペアパーツは7種類あり、あらかじめその能力は把握しておいた方がいいので説明。

 ・味方をバウンス

  (場にミニオンがいない限り)ビアードオを絡めたコンボパーツにおいて唯一使えないパーツ。ビアードオをバウンスさせても効果を残さずにハンドに戻ることは多くの人がやらかしているだろう。とはいえ1ターン加算されてしまうものの、あらかじめヒーローパワーをしてから騎士を回収しておけばコンボパーツには繋がるので一概に使えないわけではない。また、ドブネズミでビアードオを出された時には倒されなければ回収できるというファインプレーも可能になる。

 ・味方を隠れ身

  対アグロにおいては終末預言者とともに使うと考えていい。

 ・スタッツ反転          ・凍結

  トーテムや終末を破壊する。    シャーマン戦のファッティを食い止める、終末とともに使う。

 ・体力+1            ・攻撃+1          ・挑発付与

 

  ・DKウーサーのヒロパの挙動【司令官型】

    勝利するためには、四騎士を4種類揃える必要がある。ヒロパは4種類が順序に出ているのではなく、盤面に居ないものの中からランダムに1体が選ばれて召喚される。つまり注意する点は以下の2点。

 ・2回目の騎士の回収

 1/4の確率で1回目の騎士と被る可能性がある。その場合はターンスキップして再度やり直す。

 ・ラスト

 ハンドに戻した二人の騎士を出す→司令官andヒロパ2回の順序で勝利が確定となる。

    ※ピクシーの場合は常在ではなく雄叫びなので

 ハンドに戻した二人の騎士を出す→ヒロパ1回→ピクシー→ヒロパ1回の順序になる。

   ・二枚のロストでは負けない

    司令官やピクシーが抜かれても敗北確定にはならない。ゴルゴンとパンダ2枚で3ターンかけてハンドに騎士を3体揃えれば望みはある。とはいえ勝利に要するターンが1ターン増えるだけでも盤面が厳しくなるので、もし抜かれるのであればこのキーカード以外が望ましい。

   また、2枚目の司令官が出るとわかっていても動員を打たないといけない場面もある。その時はゴルゴンかパンダで司令官を回収するという選択肢もあるので覚えておこう。

 

    ・後攻時のコインの有用性[共通]

   司令官型においてエグゾディアを最速で達成するには、後攻時8ターン目にコインDKという動きだ。9マナでも火遊び平等:4マナ&ヒロパゴルゴン:5マナで盤面を掃除しつつ騎士の回収を行うことが可能になる。

   一方、皇帝型においては最速DKしてもエグゾディアの最速には繋がらない。エグゾ時、ビアードオ:2コス+ヒロパ2コス×4で10マナは必要になる。素直に最速DKよりもビアードオの弾に使った方が良い。

   ・エグゾディア直前の盤面ロックケア

   最終的に5体分のスペースを有する。基本的に問題になることが多いのは対ドル、毒の種と絡めて骸骨蜘蛛が邪魔になることが多い。この負け筋は鯛パラでもけっこうあるのでケアしたい。

    ・火遊び→平等or平等→火遊び

   ハンドに軽量スペル、欲を言えば追加で挑発があれば後者のパターンが望ましい。クリスタル学や一線の光が追加されたので最近はこの切り方になるので注意。理想はアグロ相手に体力1の火霊術史を守るために有徳を隣に添えたい。

 

 

・マッチアップ  最新の詳細なマッチアップは以下のURLへ

 当時は不利がほとんどだった。

対レノデッキ レノロック:ガン不利

 ドブ(andフェラ)✕ブランandゴルゴンを常に警戒する。つまり中盤以降で最低でも2枚はハンデスされることを覚悟しなければならないので、1コスは常に何枚かはキープしておきたい。レノロックは最悪8枚以上燃やされるので相手がドブフェラを引かないという低い確率に賭けるしかない。

 対メイジ 不利

  相手のアルネスがボトム10枚に埋まってるかどうかで勝負が決まるシンプルなゲーム。アルネスを引かれたうえで耐えられるほどの回復力は持ち合わせていないので装備されたらほぼ負ける。エグゾディアして勝つことはほぼないのでビアードオやパンダもテンポで出していく。

  ちなみにアイスブロックを張ったメイジにDKウーサーで攻撃しても生命奪取は得られない。

 

 対ドルイド 5分

 このマッチアップで有利が取れていたのは究極の浸食が出る前であって、決して今は有利の取れるマッチアップではない。究極後も樫の召喚、咆哮、と優秀な圧縮とキャントリップカードを配られたこのクラスのドロー能力は韓国式パラディンと同等以上である。こちらの勝利に要する時間は最短でもDK化、回収2ターン、エグゾディアで12ターンなのに対し、相手の回り方次第では10ターン以内に負けることも不思議ではない。

 対応策としてはルーンの卵と三下集合を2ずつ入れてドローして追い付いていくか、ドブで崩していくかの二つ。このマッチを落としたくなければ、このいずれかは採用しなければならないだろう。

 対シャーマン 不利

 悲しいかなパラディンの全デッキに対して退化が刺さる。コントロール型であれば有利は取れるが、一方でドロー能力が低くなるので今度はOTKミラーに滅法弱くなってしまうのが悩みどころ。

 ビッグプリ 有利

 バーンズか神髄からラグかリッチキングが出続けない限りは勝てるマッチ。絶叫ケアしつつ盤面を取られすぎないバランスを保つことが大切になる。