バースト型の鮮鯛マロパラ【レジェンド到達】

・リストと結果

https://twitter.com/Ryla_HS/status/1170638093273055233

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・デッキ概要

  レンズによって鮮鯛を圧縮して、打点となる5枚のマーロックを中心にバーストダメージを狙うデッキ。基本的に上振れを狙うデッキではあるが、たとえ最短でレンズを引けなくてもボードをとれるように海賊セットを取り入れている。

 序盤の安定感を重視した代わりに、託宣師や鯛罪を採用していないのでOTKはできない。およそ20点分のバーストは出るので、序盤のミニオンや武器で10点分を相手に与えられるかが鍵になる。

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・採用、キーカード

・サーフィンレー

 レンズをハンドに抱えているか否かでヒーローパワーの選択は変わる。バーストダメージが確保されているのならば、ハンターのヒロパで顔を詰めたい。それからこのデッキでは甲板員も採用されているため、メイジよりローグが優先されている。

・託宣師(1/1)

 サーフィンレーと融合体を採用せずにこのカードを採用することで、理論上30点のロマン砲が可能になる。ただ、レンズを引く&4ターン目までにデッキ内のマーロックを1枚も引かない&レンズでマーロックとコストを入れ替えないという条件を満たす試合はほとんどないと言っていい。素引きした時の弱さが目立つので採用はしたくない。

・融合体

 度々環境に現れるカニとウォロのパクトを見ない今だからこそ採用できるカード。素引きしたらただのバニラだが、甲板員以外でパッチーズを出せる要員になる。メイジがフロストボルトを採用しなくなったので、艦載砲から繋がりやすくなったのがポイント。

・絨毯

  このデッキで求められるのは上振れた時のダメージ量だけでなく、レンズを引けずに鮮鯛だけ引いた時の8ターン目までの継戦能力である。このデッキではドロースペルが入れられない制限がかかっている為に、リソースの確保が難しくなっている。

 そこで採用したのがファイアフライと新カードのオオジガバチ。ハンドの消費を抑えつつ、絨毯と組み合わせることによって積極的に有利トレードしやすくなっている。

・鯛罪

 最速レンズの事故要因でしかないので採用したくないカード。レンズからレンズを引くのも負け筋なのに、更にその事故率を33%から50%に引き上げるのは無謀にも程がある。素引きしてもアグロ相手に腐りコントロール相手には強固な挑発が置かれているターンなので、もはやこのデッキには合ってないと断言していい。

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・他

・打点計算 22&16

 まず基準となるのは肝となる5枚による「22点」セット。ここからマークアイによる効果で他のマロが付随して、空の盤面から出せる最大打点は24点になる。

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上の図は23点バージョン

 戦隊長、あるいはブルーギルウォーリアの1枚の素引きによる欠損で「16点」、マークアイを引いてしまうだけで「12点」まで落ち込む。ただバーストに必要なコストは増えるものの、レンズで低くした鮮鯛とともにハンドから出せば欠損は免れる。

 

 ・整地

  対ウォロにおいて、安易にミニオンを展開してしまうと鮮鯛で出てくるマーロックの数が限られてしまう。特にハンドにレンズを抱えている場合においては、サーフィンレーと熱狂の列女以外のミニオンは出さず、ヒロパもせずにターンエンドという選択が正解になる。

 

・呪文相殺への立ち回り

  レンズか鮮鯛のどちらかがカンスペに引っかかると終わりなので不利に思われがちだが、実際の戦績は5分。先攻と後攻で作戦が違うものの、相手のカンスペの優先度を下げる点においては同じである。

 当然だがコインのない先攻の方が難しい。最速レンズでターンを跨いで更に呪文を唱えるのはまず通らない。基本的に5ターン目か6ターン目に唱えて、通ったそのターンにおいて連続で呪文を使用することを狙っていきたい。

 後攻でのポイントは3ターン目に盤面を強打していくこと。相手はこちらがコインを持っているのでカンスペは張りたくない&これ以上盤面を取られたくないという意思なので、ここではまずルーンか炎の護りを張る。そしてこちらの4ターン目はコインチェックをせずにレンズを通すという流れになる。後は次のターンにコインでチェックをしながら、鮮鯛を打てば大筋勝利である。

 

・戦績、相性

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 有利なマッチはメックデッキ。メックパラもメックハンターも盤面外からダメージを出せない弱点を抱えている為、絨毯を1ターンでも生き残らせれば綺麗に盤面を掃除し続けられる。

 トップメタのメイジとウォロには5分で、他を見渡しても不利なデッキは存在しない。装甲を積むドルとウォリに対して厳しいマッチになるだろうが、現状のメタにいないので助かっている。

 それから環境から奇数パラが消えたことが他のパラの躍進を支えている。本来なら新カードの体力1三銃士は奇数パラにガン不利のカードだったが、奇数パラが全く強化されずにむしろ相対的に弱体化を強いられた。もし奇数パラが復活するようなことがあれば、他のパラはまたTier3に戻されるかもしれない。